◆起動不具合修正
主にWindowsXPなんですが、ターミナルサービスの動作チェックを厳密にしたところ、Brynhildrが起動に失敗する不具合がありましたので修正しました。特に、BrynhildrをWindowsサービスに登録したケースにおいて、ターミナルサービスの起動が遅い環境の時にBrynhildrの起動に失敗する事があるようです。同様にWindows2000でも似たような不具合がありましたので、起動周りの仕様を大幅に変更致しました。ユーザー権限やらセッション周りやら、OSのセキュリティ周りを10年ものWindowsのバージョンに対応するとなると劇的に変更されておりますので対応がなかなか大変な感じで御座います・・・。
◆XP関連仕様変更
上の項目にも関連するのですが、BrynhildrをWindowsサービスとして起動する際のユーザー権限と言いますか、セキュリティ周りの仕様を変更しました。ちょっと不安定な箇所がありましたので修正しました。結構ガッツリ目に修正しましたのでちょっと心配な要素ではあります。
◆クライアントモード描画関連仕様変更
これまで縦を中心とした拡大縮小でしたが、これにウインドウの幅も絡めてみました。つまり拡大縮小モード(スクロールOFF)の時は、ウインドウをはみ出すという事が無くなりました。こちらもちょっとテストが不足している可能性がありますので心配な要素ではあります。
◆他調整
その他サーバー側のメニューに本体起動を追加したり、DLLの存在チェックをしたり、メニューが別スレッド化されたり、Windowsサービス登録時にデスクトップと対話オプションを無効にする設定ファイルオプション「interractiveservice」を追加したり、と結構最近稀に見る大きい修正を行ってみました。
ダウンロード
実は今回の修正はWindows2000とかWindowsXPとかちょっと前のOSを中心とした修正で御座います。なんかいつのまにか動かなくなっていた機能やいつのまにか発生するようになった不具合などを軌道修正といいますか補正と言いますか、不具合修正で御座います、すみません・・・。
そんなこんなでまだまだ不具合はありそうな気がしますので引き続き宜しく御願い致します。