リモートデスクトップエンジニアのブログ。

Gungnir 素晴らしいソフトで大変助かっています。
動作不能になるケースがあったのでお知らせします。

ホストPCのアンチウィルスソフト、AVGのメニュー画面を開くと、
クライアントからの操作ができなくなりました。一切の入力ができないようです。
AVGのポップアップが出ても同様です。

同条件でも、Chrome Remote Desktopからは操作できました。

ホスト、クライアントともに
Win10 Home 21H1
Gungnir 0.2.5
です。

> 一切の入力ができないようです

恐らく権限的に操作できないものと思われます。サーバー側のGungnirをWindowsサービスとして動作させみてください。起動メニューで「Service」を「Create」することでGungnirがWindowsサービスとして動作します。この際「gungnir.exe」を管理者権限で起動させる必要があります。よろしくお願いいたします。

ご返答ありがとうございます。
サーバー側はService の Create からWindowsサービスとして動作するようにしております。
また、AVGではGungnirを監視例外に設定してあります。

メニューを開いたとたんに操作できなくなるんですよね。
その時でもホスト側のマウス、キーは正常に使えるので、
とりあえずホストPCまで出向いて、AVGのメニュー閉じてます。

> メニューを開いたとたんに操作できなくなる

恐らくAVGの方でリモート操作をできなくなるようにソフトウェアによるマウス制御の信号をブロック（グローバルフックと言います）しているのかと思います。昔からセキュリティソフトウェアで実装してるのを耳にします。その辺をAVGのオプションで切り替えができるのかが不明ですがもしできないとなると対応は難しいように思えます。よろしくお願いいたします。

なるほど。
ありがとうございました！
AVG側に何とかできないかリクエストしてみます。

これは興味としての質問ですが、Chrome Remote Desktopはどうやってこのブロックをかいくぐっているのでしょうかね。

> Chrome Remote Desktop

一般的にはSendInputを利用すると思うのですが、恐らく別の方法を使っているか、ブロックされないような仕組み（ブロックされるのをブロックするとか）にしているのではないかと思います。独自にマウス等の入力系のデバイスドライバを作ってしまうなど他にもやりようはあるかと思うのですが、ブロックしようとする側の意図もありますので、その辺でいたちごっこにならないように当方ではブロックされたら仕方ないという方針で一般的な仕組みで実現している次第でございます。

丁寧なご回答、ありがとうございました！

AVGを開くとGungnirがブロックされる件、解決いたしました！
AVGのgeek:areaからguest accountのsecurity settingの制限を外すと、Gungnirでも操作可能になりました。

念のため報告、本文中の『法人版Brynhildr』のリンクが切れております。
試しにエルシィのHPにある『法人版Brynhildr』の項目をクリックしたのですがそこでも「存在しないページ」となりました。

> リンクが切れております

こちらのブログのリンクについては修正いたしました。エルシィさんにもお伝えしてみます。ご報告ありがとうございました。