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GPU不要な映像圧縮コーデック「Vritra Mk3」



BrynhildrはVerethragnaを凌駕して歴代最速となりました。




先日公開しました「Brynhildr 3.5.0」には映像圧縮コーデックのコアエンジン「Vritra(ヴリトラ)」の新バージョン「Mk3」を搭載しております。CPUの性能には依存しますが、CPUの負荷はやや上がるものの従来のパフォーマンスに比べて映像圧縮速度が15~20%ほど向上できまして、これまでの最高の速度のVerethragnaのコアエンジン「Vajra(ヴァジュラ)」を抜き去りまして、歴代最速のコアエンジンに仕上がりました。

さて、「Vritra」は「VP8」をベースに本来は「YUV420」しか処理できないVP8を「RGB32」で処理できる仕様に改良した我ながら良き出来栄えにカスタマイズした映像圧縮コーデックでございます。RGB32に対応できたことでVP8の弱点でもあった画質を補完できまして、しかも画質の設定次第ではほぼ無劣化に近づけることまで可能です。ま、実際には量子化によりやや劣化してますので「ほぼ」とゆー感じとなっております。

あと、一般的にはGPUでエンコードするのが当たり前の時代になりましたが、Vritraはソフトウェアによるエンコードに頑なにこだわり倒しています。ハードウェア支援とゆーのはどーにも好きになれないとゆー過去のトラウマもあろーかとゆー感じなんですが、今となってはクラウドとかAIとかドローンとかそーゆーのとかでGPUが当たり前の時代にもなってきましたが、逆にGPUを必要としないソフトウェアエンコードであることで逆にハードウェアに依存しないとゆーメリットが各所で生まれてきてまして自分の仕事にもつながってますので今となっては助かっております、はい。

そんなVritraですが今回はなかなかのボリュームで開発した成果もありまして、結構パフォーマンスが向上いたしました。具体的にはエンコードの部分のアセンブラの部分の並列化をさらに最適化してその上でさらにアセンブラ化の範囲を広げた結果、CPUの性能には依存しますが、結果的にパフォーマンスが15~20%くらい向上した次第でございます。反面にCPUの負荷に関しても10%くらいは上がりましたが全体的な効率面で考えるとまあ良きといったところですかね。もし負荷が高すぎるって場合はFPSで調整していただければこれ幸いでございます。

実はVerethragnaのVajraもRGB32に対応はしてるんですが、世代が1つ前でして最適化の手前の段階で止まっている感じでした。Vritraはそれをさらに最適化も推し進めて画質と速度の両面を向上させ、さらにVajraに比べて低負荷を実現したという感じになっております。そんなVritraでもまだやりたいことは残っていますけど他にもやらないといけないことがわんさかありますのでそれらを片付けまくってヒマになったらまた考えよーかなと思う次第です。パフォーマンスの向上なんてなんぼあっても良いですしCPUも日々進化してますのでそーゆー面での性能の押し上げも楽しみにしつつって感じですかね。

以上でございますー。


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